遮熱 塗料に関するQ&A|「住宅塗装工事の見積に...」

まず、モニエル瓦は、セメント瓦などと違って特殊なものなので塗る工程と材料を選ばなければなりません。
Ａ社の屋根フレッシュシリコンも水性クールタイトも、カタログを見てもお分かりのように、主にカラーベストに使用されます。
カラーベストと瓦は違う素材なので、瓦には向いてないと思います。
適用下地についても、トタン屋根やカラーベストと表示されてますし。
Ｂ社の屋根は日ぺということなんですが、日ぺの系列のエーエスペイントというところの材料で、下塗りに洋瓦シーラー（１３年だと最低でも２回塗りですね）、中塗りにエクセルガード、そして上塗りにウレタントップやシリコントップの２回塗りという工程がありますので、そちらをおすすめします。
また、外壁の塗装工程について下１上２という風に書かれてあるのがいいですね。
材料もいいものですし。
ケンエースやウレタンも、書かれてはないですが通常は２回塗りだと思います。
が、１回だけしか塗らない業者もいます。
でも、１回より２回塗るほうがもちや艶はいいです。
どちらかと言うとＢ社の方がいいのかなと。
もっとつめた方がいいですが。
屋根に塗る材料はウレタンとかシリコンとかいうことよりも、シーラーを何回塗るのか、上塗りを何回塗るのか、そういう工程の方が大事です。
（もちろん下地に合った材料を使うのが前提ですが）どんなにいい材料を使っても吹き付けるのか、手で塗るのかなど塗り方でも全く変わってしまいます。
出来れば油性の方が水性よりはまだまだ強いと思います。
これも塗り方ですが。
遮熱塗料というのも、カラーベストや鋼板屋根などの薄い屋根だと効果的だというのはそうだと思います。
どちらの業者にしても、もう少し詳しくお話をされてみて、その材料で大丈夫なのか、どのくらいもつのか、何年もつと言われた場合、その保証についてもきちんと書面にされるなどして考えられたらどうかと思います。
工程をふめばその分値段も上がりますが、きちんとした工程で見積りを出してもらって、その中から必要ないものは削っていくという感じで、最初から工程を抜いた見積りだとどこをどうされるのかよく分からないところも出てくるので。
ちなみに、モニエル瓦はコンクリート瓦（乾式）です。